多分日本一早いマイナンバーポータルでの引越しレポート

※本当は2月6日に公開する予定が、新居にネット環境がないため遅れてしまいました。

 

1月末に台東区から新宿区へ引越しを行い、2週間以内に手続きに行かねばと思っていたところ、2月6日からマイナンバーカードのオンライン認証で、マイナポータルから転出届が提出できるとの事。マイナンバーカードは数ヶ月前に発行していたので、数日待って登録してみた。

マイナンバーで引っ越しできる

マイナンバーで引っ越し

iPhone 12 Pro Maxを使いマイナポータルアプリを入手し、アプリのリンクを踏むと何故かブラウザに飛ばされる。マイナポータルの利用者登録はマイナンバーカードのパスワードさえわかればすぐだった。(パスワードは役所でカードを受け取るときに設定する)

マイナポータルでのデータ入力

登録のUI自体はわかりやすく、上から順に「入力してください」の指示に従って情報を入力、確定していく。郵便番号から住所を補完してくれる機能もある。度々マイナンバーカードの読み取りを求められるが、カードの認識はSuica決済よりはやいと言うだけで快適に感じたので、僕は特段苦にはならなかった。スーパーとかでのSuicaのピってなるまでの無言の時間、気まづいよね。元住所などの情報を入力し、最後に転入届の日時予約をして終わり。予約するけどこの日に絶対来いという訳ではないらしい。これでデータベースを通じて転居先の役所に転入のデータが仮登録される。僕は字が汚いので、手で申請書書かなくていいシステムや自動入力システムは本当に快適。でも転入届はやっぱり役所に出向かないといけないらしい。システムの悪用防止の意味もあるのだろう。

マイナンバー転居届完了

マイナンバー転居届申請完了

予約まで入力完了したら確認画面を経てデータを送信した後、これからすべきこと、の案内が出るのだけれど、引っ越しに伴う役所での手続きについて全て出てくる。転出届についての項目は終了していますとか注釈の表示が欲しかった。データは入力したはずなのに、あとこれとこれまたしなきゃなの?って少しパニックになった。一番下にスクロールすると入力は完了していますと表示されているのでやっぱり不要だよね、とホッとした。

転出手続き

 

ついでにマイナンバーカード保険証の申請もしておいた。給付金振込用の特定口座の指定もしておいた。マイナポイント2万円分欲しいから。まだマイナンバー保険証に対応した機器を置いてる病院が少ないのでしばらくは使え無さそうだけども。

マイナポータルの機能も試してみた。マイナポータルは自分の税や福祉サービス利用の状態なども閲覧することができるとのことで、雇用保険や年金など各種情報の公開申請もしてみた。閲覧ボタンを押して、毎回マイナンバーカードを読み取る。処理のためかちょっと待つけど、すぐ表示される。紙の管理が苦手なのでスマホで確認できるのはホント助かる。

マイナポータルのトップページから、申請中の情報の進捗を見ることができるのだが、転出届や保険証については特に表示されなかった。「戸籍が宙ぶらりんだからいついつまでに手続きしてね」は表示しておいて欲しい。転出手続きの時に転入手続きに持参するものが書いてあったので、確認した後、別の説明を読んでるうちにもう一度確認するかなと思ったが見失ったので、それもわかりやすいところから閲覧できるようにしといてくれると嬉しい。スクショ撮っといてよかった。

転入手続きに必要なもの

区役所での転入手続き

処理はすぐ反映されないだろうなと思い、念の為1時間位待ってマイナンバーカードと保険証だけ持ち出発。区役所の分署に到着して職員さんに要件を伝えると、マイナポータルでの引越し手続き利用者は僕が初めてとのこと。これが16時10分位だったと思う。

窓口が空いていたためすぐに案内してもらい、マスクをずらして本人確認、タッチパネルで4桁の番号を入力。これで手続きが全て終われば最高だった。

 

どうやら台東区側の確認・登録がまだで、データベースに転出がまだ反映されておらず電話で確認しますとのこと。先に印刷されて出てきた転入届の簡単な確認手続きと署名を済ませた。申請書を手書きしないでいいことに改めて感動。署名もハンコレスだったはず。そしてマイナンバーカードの書き換えを行うために1度預ける。

ここでつまづいたのが、マイナンバーカードの住所書き換えの際、設定したパスワードなどが失効される仕様のため、マイナポータルを再度使うためには再度有効にする手続きが必要らしい。国民保険証も何故か失効扱いになっていたので確認のため預けることに。待合スペースに移動する。

パスワードを再度有効にするための申請書に住所氏名年齢申請日を書いて待つ。待機時間はだいたい10〜15分程度。いや結局手書きの作業発生するんかい!と心の中でツッコミを入れた。

準備が出来たと言われ呼び出され窓口へ。カードの中のデータは書き換えたらしい。そこから申請書を渡して、タッチパネルで既存のパスワードを数回入力。

これでマイナンバーカードをもらえるかと思ったら今度はカードに印字するので待って欲しいと言われた。事務所りがもちょい早いと思っていたので、この時点で少しガッカリ。でも役所側も手続きは初日だから仕方ないよね。それから5分少々経って再度呼び出され、無事新しい保険証を発行してもらい、印字されたマイナンバーカードも受け取って終了。16時55分に退出。国保無効のエラーはなんだったのだろうか。

結論・感想

まだサービス開始から日が浅く、転出届をオンラインで出して日にちを開ければ多分も少しスムーズだったのかもしれないし、少なくとも転出手続きで以前の区役所に行かなくて済む、移動が半分になるだけでもかなり労力は軽減された。役所の職員さんもか確認業務がメインとなるのでそこそこ負担が減ったのかなと思う。僕の場合以前は住民票は住民票、国保国保、年金は年金でそれぞれ違い庁舎に出向いて処理していたが、これがワンストップでできたのはかなり嬉しい。マイナポータル自体は見た目(デザイン自体)やはいいのでUI/UXの改善と細かな他のサービスとの連携は今後に期待するとして、あとは個人情報に敏感な人たちもいるので、取得を義務付けるよりSuicaの電車賃みたいに少し安くなるよ、のスタンスでサービスを拡充してほしいし、マイナンバー認証で免許証の写真撮って審査を待つサービスもどんどん減ってほしいと願っている。

 

 

 

 

 

 

 

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