社会

今年もあと1ヶ月、2016年のうちに目を通しておきたい本11冊

ということで今年見つけた本を紹介。いろいろ面白い本からおかしな本までバリエーション豊かに出版された年でした。コミックもまとめたいけどまた今度。 〈オールカラー版〉 魚はエロい (光文社新書)posted with amazlet at 16.11.29瓜生 知史 光文社 (2016-…

今後も個人個人の活躍は変わらないのにSMAPが解散するとなぜ問題なのか

国民的アイドルグループSMAPが突如解散を発表し、オリンピック中継中のNHKですら速報を出すレベルでニュースになった。 芸能記者たちはみんな気づいていたらしく、ほら年始の騒動の時に言ったろ、予言した通りだったろ、と言わんばかりの態度で連日記事をど…

二階堂ふみの強烈にして官能的な濡れ場-メディア評-映画「蜜のあわれ」

公開初日に鑑賞。軽妙、怪奇、官能。コミカル、ホラー、エキゾチック。なぜか人間になってしまった金魚と年老いた小説家の織りなすパラノイア恋愛もの、ザ、文学作品。金魚役の二階堂ふみ、日々ロックより可愛かった…。

Googleに生理周期を把握されてパーソナライズド広告が表示される未来

FBで毎週のようにイベントを企画していて気付いたのだが、いつもイベントに招待しているのをスルーしているのに、なぜか自分が招待したイベントに対する不参加ボタンが同一人物から連続で押されることがある。 感情の起伏が激しい女性で、機嫌が悪い時にFBに…

消えたストリートの社会学-メディア評-映画「バケモノの子」

なぜ人はバケモノにすら承認を求めようとするのか。この映画ではバケモノたちが排除された存在でなく、人間(日本人)との住み分けを進めた異文化のコミュニティの象徴として描かれる。バケモノたちには心の闇がない。バケモノたちには武器がある。 暗殺教室…

奇跡の嫌悪感ゼロ映画-メディア評-映画「海街diary」

久々に映画館で作品を見たけど、これほど癒し系の作品みたことない。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが四姉妹として湘南で生活するだけの作品。梅酒つけたりたまに山から叫んでみたり男に遊ばれたり。長澤まさみのびっち役も板についてきた感がある…

オタクになろうとするヤンキーと、ヤンキー化する秋葉原-いまさらC84レポート-

今更で申し訳ないが、気鋭の新人アーティスト、水曜日のカンパネラのボーカルを案内するためにC84 3日目に参加して来た。 今回は3日間で59万人と過去最高の来場者数を達成し、また別の層を取り込みつつ市場は大きくなりつつあるのではないかと感じさせる。 …

やる気のなさって、その国の経済的成熟の指標じゃないの??

こそっと水面下で日本のやる気が問題になっていた。 日本企業の社員の「やる気」は世界最低だという。これは、アメリカの人事コンサルティング会社KeneXa High Performance Institute(以下、ケネクサ)の調査による「事実」である。 正確に言えば、ケネクサ…

FBで犬猫の殺処分数がやべえ!って回ってきたので調べたらこの30年で約15%に減ってたんだけれども

犬猫の殺処分数に関して(なぜか犬猫だけ)環境省が統計を取っているのだけれど、昭和59年度に犬猫あわせて111.4万頭だった殺処分数は平成23年度には17.5万頭に。単純計算で約84%減ったことになる。 参考:http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_da…

「絆」はあなたになにをもたらすか、あるいはなぜ転職したい人は現れるのか-書評-パーソナルネットワーク

すらすらよめてかなり面白い。震災後に「絆」という言葉が流行し、人とのつながりはどうあるべきかという議論が盛り上がり、仲間とは何か、親友とは何かなど、誰しもが関係について悩んだことはあるはずだ。そして本書はそれが何であるかはわからないが、人…

奨学金を自己責任の問題にすると日本が滅ぶ

もう若者にホームレスになれと言っているとしか思えないのでまとめてみたよ。 「雇用情勢の悪化」「賃金の目減り」…長引く不況で我が子の学費を出す親の収入は少なくなる一方だ。当然、子ども(学生)はアルバイト収入や奨学金を頼りにせざるを得なくなる。 …

校長の役割って何なの?経営と運営の違い

大阪市の民間人校長が速攻で辞めたといって話題になっている。 1290人の中から選ばれた精鋭だったのに非常に残念。「自分の活躍できるフィールドではなかった」と、そんな準備されたフィールドが私立の進学校以外にあるのか疑問である。

自分と孫を同一視するアフリカの話

面白かった 祖父母と孫の同一人物観 ―ケニア・カンバのフィールドワークより―|人間学部 文化人類学科 リレー講座「文化人類学入門」|京都文教大学ヴァーチャル・ミュージアム

「態度は硬いけれど、芯がない」今マカロニ女子が急増中!!

巷を騒がせているマカロニ女子とは、男性や仲のよい友達意外に対し 乾いて頑固な態度を取ってしまう 芯がないので行動に一貫性がない 興奮してゆで上がるとすぐふにゃふにゃになる 女子のことをいい、女子大生やOLに続き増殖中だ。 以前は男子は草食化、女子…

「ポストモラトリアム時代の若者たち」は僕の中で2012年一番のスゴ本だった-書評-ポストモラトリアム時代の若者たち

いやー面白い。心理学、社会学、哲学を往復して現代の社会構造と若者の心理と問題を鳥肌が立つくらい綺麗〜に洗い出した一冊。なぜ腐女子が増えるのか、引きこもりは本当にわれわれが想像しているとおりのキャラなのか、イケダハヤト氏や家入氏はなぜ生まれ…

イケダハヤト問題のイライラの原因がわかったので師を囲む周りの大人をぶん殴りたい

やまもといちろう氏とイケダハヤト師の対談イベントがあったらしく、ログを読んでみたけど行かなくてよかったと言うほか言うことがない。 ひとまず夏の薄い本でのCPには期待する。ブロガーBLが出来たらブログはキャズムを越えたという指標になろう。 やまも…

尊敬しているからこそ、親を越えなければならない 反抗期の王道映画-映画評-「荒川アンダーザブリッッジ」

漫画原作、アニメ化された荒川アンダーザブリッジが、実写ドラマ化。よく見てみたらキャストもおかしく、小栗旬がカッパ役だったのは声を出して笑った。山田孝之、城田優、林遣都、桐谷美玲、安倍なつみ。今をときめく舞台俳優や映画俳優、モデル、ミュージ…

キャリア教育で若者は就職で苦労しないようになるの?-書評-若者はなぜ「就職」できなくなったのか?

いやー、めちゃくちゃ面白い。先日の就活について考えるイベントのスライド資料のベースとして使ったのだけれど、本書一冊で非常にわかりやすく若者の就職とキャリア教育について取り巻く環境について教えてくれる。 薄っぺらいキャリア教育だの道徳教育だの…

若者論3原則

先日就職について語るイベントにパネラーとして誘われたので資料を作っていった。 若者の就職について語る時、皆が若者を何かが不足している存在として語ろうとするので牽制としてこんなスライドを用意してみた。雑な議論がイッキに慎重になるので場によって…

死にたい奴は勝手に死ね

学生の頃、追手門大学のカウンセリングの先生の講義を受けたのを思い出した。当時の僕にその教えは非常に刺激的で、一番最初に教えられた言葉は「正しいことは悲しいこと」であった。子どもが親に向かって「なぜ僕は頭が悪いんだろう?」という言葉を発した…

なぜ若者は社会貢献をするのか -書評-SQ “かかわり”の知能指数

2011年とかの本。久々に再読した。消費の形の変遷と若者の意識の変わり方をこれでもかと言う位にわかりやすく解説している。どちらかと言うと若者相手にビジネスとか商売したい人達向けに書かれた本なので少し癖はあるけれどめちゃくちゃ面白い。この癖…

イケダハヤトとロハス

イケダハヤト氏の影響力の武器が話題になっている。氏とは挨拶したことはないが、同じ空間にいたこともあるし、近しい人もお世話になったことがあるので特に悪口を言うつもりはないし、会った人たちは皆口を揃えて「天然だけれどいい人」と言う。 僕も今回の…

Yahoo!リアルタイム検索でFacebook発言検索できるのを知らず飲酒運転を自白する人が多発しているので注意

結構前に実装された割に全く反響がなかったyahooのリアルタイム検索、FBで身元も明らかな状態で危険な発言が多いし、そうでなくても自分の意図しないところで検索に反映されているのでfacebookで公開設定にしている人はぜひ気をつけてほしい。 Yahoo!検索 ス…

意識の高い人追悼2012

意識の高い学生(highconscious通称ハイコン達)はなぜ死にものぐるいで殴られても意識高い学生を演じ続けるのか、最初は笑い者だった意識高い若者()達もいまや笑い者にすらならず、バカにしてるのは常見陽平氏とその取り巻きくらいである。あれはあれでプロ…

株式会社ファーストロジックの採用ページに感じる強烈な違和感

twitterやfacebookでがんがんにシェアされて来て話題になっていて、読み物としては面白いのであるけれど、調べてみると微妙な点があったので報告。関係者が見て気分を害してしまったら、ごめんなさいとしか言いようがないのだけれど、ブロガーとして、学校側…

経済格差、教育格差に続き、日本にも健康格差の波が来ている

東大医学系の文科省の科研費研究でそこそこ衝撃的なレポートが発表されていたので紹介しておく。 もんのすごくはしょって単純に説明すると、貧乏人は栄養不足とか肥満とかメンヘラになりやすいし病院に行くのを渋るという報告だ。ブルジョアジーな人たちの方…

精神分析学と言う思想の行く末-書評-フロイト以後

日本でのユング信仰/フロイト信仰は異常だ。精神病のスペシャリスト達が無意識の構造と文字通り夢を見ることについて体系化したのが150年前。いまや半分カルト、半分社会権力と化したその150年前の手法が日本ではいまだカウンセリングで用いられている…

学生にこそ知ってほしい戦略から考える方法

大学が学問だけを教える場所でなくなってきた 大学時代から大きな勘違いをしていた。大学時代、アントレプレナー教育や起業教育研究をおこなっていた流れでドラッカー研究を行っていた。ドラッカーは経営学のオリジネータだという。しかし、経営学は学問なの…

頭の悪い人の逆転の方法

最近テレビを見る機会が増えたため、メディア露出の作法や、楽屋落ちの作り方を観察している。テレビで爆発的に売れるためには「の作り方」が重要で、その「の作り方」は集団の中での役割やポジションを得るために振る舞うものである。ひとたびキャラが認知…

教育格差は問題じゃない、貧困が問題だ-書評-学力を育てる

似たようなタイトルの本があるし学力本とのことでまたかよ感のある内容ではあったが、初学者向けとしては非常にいい本なので紹介と批判メモを。僕が今考えていることのまとめでもある。学力学力って言うけど樹のメタファ使ってみたらドヤァ〜的なものはあるも…